江戸三大鬼子母神

鬼子母神は、元はインドの鬼神の娘で自らが500とも1万人とも言われる多くの子供の母親でした。
しかし、常に近隣の子供を捕らえては食べてしまうという…とても残忍極まりない性質の、女性だったそうです。
そこでお釈迦様は、子を失う母親の苦しみを悟らせようと、彼女が一番愛していた末っ子を隠してしまいます。
そして激しく嘆き悲しむ様子をご覧になり、｢千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん｣と戒めました。
ここで初めて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依した鬼子母神は、仏法の護法神となったそうです。
江戸三大鬼子母神とは、江戸で名高い三寺であり…地図を見ると、東西のライン上にきれいな一直線で並んでいます。
江戸といっても、すべてが江戸にあるわけではないようです。

東京都豊島区 威光山 法明寺	東京都台東区 佛立山 眞源寺	千葉県市川市 正中山 法華経寺

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